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大空間冷却システムを整備工場へ導入
2019-08-22
リリース
当社は、熱中症対策として大空間冷房システムを、道路業界で初めて導入し、機械技術センターで稼働を開始いたしました。
同センターは埼玉県鴻巣市に所在し、日本でも記録的な暑さを記録している熊谷市に隣接しています。大型施工機械を整備するためには大空間が必要であり、かつ、密閉空間ではないことから作業空間の冷房が難しく、従来は、暑さ対策としてスポットクーラーを設置したり、作業員に送風ジャケットや涼感ヘルメットを配布するなどしておりましたが、さらなる作業環境の改善を図るために当該システムを導入しました。
作業員からは、「作業環境が格段に改善され涼しくなった。」と好評であり、担当者からも、「作業員からの評判も良く、熱中症予防に大きな力を発揮している。」と評価する声が聞こえております。相対比較では、工場全体の温度が導入前に比べ3℃程度下がり、工場に入った瞬間に涼しさを感じるようになりました。
大成ロテックは、今後も引き続き職場環境の改善を進めて参ります。
導入した大空間冷房システムは、送風ファンにより「セミドライホッグ」と呼ばれる粒子径の小さい霧を広範囲へ拡散する冷房装置で、周辺温度を3~5℃低下させる効果があります。さらに、拡散した水分のほとんどが、気化することから、保管機械・整備機械等に悪影響を及ぼさないとされています。
◆2019年8月19日付の日刊建設産業新聞、8月20日付の日刊建設工業新聞、8月22日付の建設通信新聞に記事が掲載されました。
掲載内容は以下のとおりです。