次世代技術実証センター/田村 全景

Future Technology Field for Taisei Group / TAMURA

実寸大の走路で舗装技術の耐久性を実証。
自動運転荷重車5台が昼夜連続走行する国内民間企業初の実証実験走路。

OVERVIEW

施設概要

次世代技術実証センター/田村 自然共生型管理棟と走路 次世代技術実証センター/田村 全景2 次世代技術実証センター/田村 全景3

所在地

福島県田村市常葉町山根字宇藤1-55

Tel: 0247-72-1111

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主要スペック

走路:1周909m / 自動運転荷重車:5台

50m × 18種類の舗装を同時評価(26年8月現在)

アクセス

郡山駅から車で約1時間(32km)

福島空港から車で約1時間(53km)

PURPOSE

施設の目的

次世代技術実証センター/田村(T-FIELD/TAMURA)は、舗装技術の革新と社会実装の加速を目的に設立されました。3つの柱を軸に、持続可能なインフラ技術の確立を目指します。

性能証明

実寸大の走路で舗装材料の長期耐久性を科学的に証明。自動運転荷重車による昼夜連続走行で、従来10年かかっていた評価期間を大幅に短縮し技術の社会実装を促進します。

理論設計の検証

理論設計による舗装断面の耐久性を評価することで、理論設計・理論解析の確からしさを検証。技術実証にあらたなプロセスとして確立します。

次世代点検手法の実証の場

AIを用いた路面点検手法の実証や、次世代を見据えた路車間連携技術の実証の場として活用します。

「舗装技術の進化を通じて、安全で持続可能な社会インフラの実現に貢献する」— これがT-FIELD/TAMURAの使命です。

FEATURE 01

舗装の耐久実験走路

T-FIELD/TAMURAの中核となる1周909mの「舗装のテストコース」
実道路での舗装設計年数である10年以上を要する耐久性評価・実証期間を約1/3に短縮し舗装の疲労促進実験を行います。

テストコース全景

走路長さ

909m

1周の長さ(実寸大)

自動運転車

5

昼夜連続走行(DX技術実証)

耐久性評価輪数

600万輪

標準輪荷重/年間

舗装の耐久性評価について

舗装は交通荷重による変形疲労が少しずつ蓄積していき、疲労破壊につながり、ひび割れが発生します。一度ひび割れが入ると加速度的に進展し、舗装が破壊に至ります。

供用中の実道路で新技術の耐久性を評価する場合、疲労破壊が生じるまで 約10年以上の観察期間が必要となります。舗装のテストコースでは自動運転荷重車5台昼夜連続走行することで、この評価にかかる期間を大幅に短縮することが可能です。同等の荷重サイクルを短期間で再現し、新たに開発した舗装技術の耐久性を効率よく検証します。

実施する実証実験

耐久性実証 新たに開発した舗装技術の実車を用いた耐久性の実証実験
施工自動化 施工機械のデジタル化・自動運転化の実証実験。ICT舗装技術などDX技術の開発。
理論設計 理論設計によるパフォーマンス予測と実測値の比較・検証。
メンテナンス 点検・メンテナンス技術の適用実験。舗装の劣化プロセスの把握と補修手法の評価。

FEATURE 02

自動運転による舗装の耐久性評価試験

舗装のテストコースで実施されている実証実験の様子を紹介します。

連続自動走行大型トレーラ

全長12.5m総重量40トン超時速40km
各部位のラベルにカーソルを合わせる(タップする)と説明が表示されます
連続自動走行大型トレーラ

自動運転管制室

自動運転荷重車による走行試験

トラックヤード

トラックヤードに並ぶ荷重車

FEATURE 03

自然共生社会実現への取り組み

自然と共生する持続可能な社会インフラの実現に向け、雨水を循環利用するゼロウォータービルや生物多様性の回復・評価を行うネイチャーフィールドを整備。
大成建設グループ長期環境目標「自然共生社会」の実現に向けた実証の場。

ゼロウォータービル 自然共生型管理棟

ゼロウォータービル

自然共生型管理棟

雨水循環による水資源の自立化や地域資源を活用した建築

  • 雨水を循環利用する「ゼロウォータービル(ZWB)」を実証
  • AIによる水循環の最適制御で環境負荷を低減
  • 地域産木材を活用し、脱炭素と地域活性化に貢献
ネイチャーフィールドが提供する価値:気候の緩和、炭素固定、土壌形成・養分循環、生きもののすみか、人と自然のふれあい、雨水の保水・浸透

ネイチャーフィールド

生物多様性を「育て、測り、未来へつなぐ」実証フィールド

敷地内に整備された緑地環境で、生物多様性を育む自然再生の長期実証を実施。

  • 生物多様性を育む緑地環境として自然再生の長期実証を実施
  • 在来種植栽・生態系モニタリングによる自然共生の定量評価
  • 自然共生社会の実現に向けた技術開発・実証