大成建設グループの道路舗装会社 大成ロテック株式会社

地下貯水工法 / 
地下貯水工法
Technical information

地下貯水工法 / 地下貯水工法

治水施設・利水施設の工期短縮

技術概要

「地下貯水工法」は、地面を掘削してできる凹地に、リサイクルされた小型(1,000mm×1,000mm)のクロスウェーブを滞水材として雨水を貯留または浸透させる施設です。
このとき、滞水材外周部の遮水材(シート)が遮水性のときは 「貯留構造」、透水性のときは「浸透構造」となります。

地下貯水工法 / 
地下貯水工法の特長

  • 地下利用のため、地形にかかわらず地上部(上部空間)の有効活用ができ、都市型洪水にも対応できます。
  • 雨水貯留施設として、中水(常時)や上水(災害時)への利用が可能となります。
  • 従来の雨水貯留工法に比べ、工期およびコストを大幅に減らすことができます。
  • 多品質の滞水材が選択できるので、「高盛土」や「高地下水位」となる設計条件でも適用できます。
  • 集水部に「沈砂槽」や貯留部に「管理通路や空気抜き桝」などを設けることで、流入した土砂などを除去することができます。

使用用途

  • 河川の治水対策や雨水の有効利用
  • 雨水の流出抑制対策や防火水槽
  • 区画整理事業における調整池
  • 内陸部や離島における貯水池
  • 特定都市河川流域における雨水貯留浸透施設

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